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mixiとかいうゾンビSNS

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若い人は知らないかもしれないが、かつてmixiというSNSがあって、一時期結構なシェアを握っていたことがあった。
まぁ実は今でもかろうじて存在しているのだけれど、以前ほどの勢いはない。株式上場したせいで自身の実力以上にシェアを拡大しようと無理をしたのかどうかはわからないが、当時の利用者にとって改悪でしか無い仕様変更を繰り返して炎上していたが、近年では炎上すらせずすっかり燃えカスと化していた。
※昨今では、Twitterの迷走ぶりがかつてのmixiを連想させて心配である。貧すれば鈍するの典型という印象。
今のmixiには「驕れる者久しからず」という言葉がぴったり当てはまると、個人的には思う。

そんな燃えカスだったはずのmixiが、久しぶりに燃え尽きる寸前のロウソクの如き輝きを発した。

www.buzzfeed.com

あらかじめ言っておくと、個人的には自分の過去の日記を見たり見られたりすること自体は、実はそんなに嫌ではない。
10年以上前に書いた日記はそもそも書いた記憶自体が全く無くて、かつて自分はこんな事を思っていたのか…と、懐かしい気持ちになった。
そもそも私にとって、たかが10年前の日記など黒歴史でもなんでもない。真の黒歴史は、以前にも書いたけれど25年以上前に書いたセガの同人誌だったりする。

そんな私でさえも今回のmixiの企画が腹立たしいと思うのは、「黒歴史」「やばい」「友達に通報する」などの、あからさまに利用者をバカにするようなキーワードが並んでいたからである。

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たとえ昔に書かれたものであったとしても、自分が書いた日記を茶化されたら気分を害するだろうという、その程度の想像すらmixiの運営スタッフには出来ないのだろうか。もしそうだとしたら、控えめに言ったとしてもサイコパスだと思われても仕方あるまい。
この文言を考えた人間は、おそらく自分で日記を書いたことがないことはもちろん、あらゆるクリエイティブな作業をしたことは一切なく、入社面接ではひたすらハキハキと受け答えしてコミュニケーション能力だけは高いと判断された典型的なウェーイ系脳筋なんだろうなぁというところまで想像できてしまう。
※あくまで個人の感想です

そもそも、mixiの日記はUIがクソなまま放置されているせいで、自分で書いた過去の日記を見返すのがとても難しい。そんな仕様だからこそ、10年前の日記を表示するだけの単純な機能ですら特長としてアピール出来てしまうのだ。なんという逆転の発想だろう。まともに実装された日記もしくはブログならば、そもそもこんな企画自体成り立たない。

今回に限ったことではないのだが、そもそもmixiの運営は自分のサービスを使っているユーザーや、そのユーザーが書いた日記をただのゴミとしか思っていない。以前からmixiを使っていた人は当然それを理解しているだろうから、今更何も思うことはないだろう。

かつて足あと機能を廃止し、その後復活しつつ自分の足跡を消せるとかいう謎機能を追加するたびに炎上するなど、過去にもmixiはさんざん迷走していたし、それも凋落の一因ではないかと思うけれど、個人的にはユーザーが書いた日記を運営サイドが軽視しているのが一番腹立たしい。

2011年の公認有名人アカウントの終了が、その最たる事例だと思う。
かつてのmixiには公認アカウントという制度があり、公認された有名人はマイミクの上限が撤廃され、ファンが有名人とマイミクになることが出来た。今なら有名な芸能人ならTwitterのフォロワー3桁万人というのも珍しくないけれど、当時のmixiの通常のユーザーのマイミク上限は1000人だったので、公認アカウントというシステムは画期的だった。
しかし当時株価の上昇を焦っていたmixi運営は、mixiページ(笑)というフェイスブックのパクリ機能を実装し、代わりに公認アカウントを廃止するという暴挙に出た。有名人は今後はmixiページに移行して情報発信しろよwwwという、(当時はまだかろうじて王様だった)mixi運営ならではの殿様運営。

news.ameba.jp

この施策によって、具体的に何が起こったのか。
公認アカウント制度が出来るよりも前から、一部の有名人はmixiをプライベートで利用していて、個人で書いた日記や撮影した写真を投稿していた。
そんな有名人たちに対し、mixi側から公認アカウントにすると打診があり、承認したら突然のmixiページ(笑)への移行命令と既存アカウントの強制。それまで投稿していたプライベートな文章や写真など、全てが強制削除された。

そもそも運営サイドから公認アカウントにしろと言ってきたのに、勝手に削除とかおかしくね?
これはSNSを運営する上で、未来永劫語り継がれるべきバッドノウハウだと思う。

※このあたりの話は、実際にアカウントを削除された有名人本人から直接聞いた

今回の黒歴史晒しという愚策によって、「mixiは休眠ユーザーを自身の意志で退会させたかったのではないか」という陰謀論もあるようだけれど、個人的にはそうは思わない。
前述のとおり、mixiの運営は自身のユーザーや日記などのコンテンツについて、何の価値もないゴミとしか思っていないので、削除しようと思えば自分の意志でいつでも予告なしに行っても全く不思議ではない。
個人的な印象としては、mixiSNSとしての寿命はとっくの昔に過ぎているにもかかわらず、何かの呪いにかかった結果自分の意思に反して不死の肉体を得てしまい、自らを終わらせたくて自身に火を放っているのに生き残ってしまっているゾンビのようだ。個人的には「…シテ…コロシテ…」みたいな断末魔を発している怪物のように見えるが、運営サイドにはそういう自覚はなく、もしかしたら高層ビルで黒猫を撫でながらワインを飲みつつ優雅な運営開発を行っているのかもしれない。まぁどちらにせよ、私の知るところではない。

私自身は、元々mixiをあまり使っていなかったこともあって、今回のことで退会する決心がついた。mixiを通じて出会えた人もいたし、私が立ち上げた「さよなら絶望先生」コミュニティは参加者が5桁にも達したりしたので未練はなくもないが、もはや利用するメリットが感じられない。

 (追記)

Gigazineのリンクから来られた方は、こちらも合わせてお読みください。

motekin.hatenablog.com

絵の素人がVAIO Z Canvasを購入してデジタルイラストを描けるようになるまで

VAIO Z Canvasを購入して1年以上。今更ではあるが、使用した感想などを述べたい。
前回のエントリにも書いたが、私がこの機種を選んだ最大の目的は、液晶タブレットでデジタルイラストを描きたかったからである。
参考までに、私自身のスペックは以下の通り。

・コンピュータ使用歴(≒プログラミング歴)約35年
・絵描きとしての経歴:子供の頃少しだけ描いていたが、20年以上ブランクがあり実質素人
・デジタルイラスト歴:ドット絵なら少々。過去に板タブを買ったことはあるが、全く使いこなせなかった

いくつかの選択肢からVAIO Z Canvasを選んだ理由は以前のエントリに書いたが、当時はまだ「iPad Pro+Apple Pencil」は発売されていなかったし、近年ではmatebookなど安価なペンタブレットなんかもあるので、今なら別の選択をしていた可能性もある…のだけれど。


まず最初に、VAIO Z Canvasを約1年4ヶ月ほど試用した率直な感想を述べておく。

個人的に主な購入動機であった「デジタルイラストを描けるようになりたい。かつ、VisualStudio等の開発環境もひととおりインストールして、普通のノートPCとしても活用したい」は、ひととおり達成することが出来た。

なので概ね満足はしているが、そこに至るまでに色々苦労したし、ハードの性能的に致命的な欠点があるため、完全には満足していない。

以降、VAIO Z Canvasを買いたいと思っている人のために、個人的にハマったポイントについて説明する。

注文~購入まで

今ではAmazonでより安く買えるようだが、私の場合は当時直販サイトでしか購入する手段がなかったので、そこで注文した。
当時の購入価格は約35万円。今ならAmazonでより安く買えるようだ。

 

 
オプションとして、液晶保護シートの貼り付けとCLIP STUDIOのプリインストールを選択した。このオプションはいずれも絵描き用のPCとして使いたいのならばオススメである。
注文したPCが届くまでwktkしながら待つ日々、そしてやっとVAIOが手元に届いて開封するまでの時間はとても幸せであった…。

初期設定での苦労

早速プリインストールされたCLIP STUDIOを起動してみる。当時はまだ基本機能を知らなかったが、ペンでなぞったとおりの絵が描けることに感動する。
やや話がそれるが、私は昔からパソコンで絵が描けたら楽しいだろうなぁ…という漠然とした希望を持っていて、過去に何度か板タブレットやスキャナを買ったことがあったのだけれど、いずれも使いこなすことは出来ずに粗大ごみと化した。今思うと、これらは全て典型的な安物買いの銭失いであった。世の中には板タブレットで絵を描いている人もいるけれど、これを使いこなすためにはかなりの時間と労力を必要とするんじゃないかと個人的には思う。そんな労力と時間をお金で買うことが出来ると考えると、いきなり液晶タブレットを買ってしまうのもアリなんじゃないかと思う。
なお、VAIO Z Canvasに関して言えば、液晶の美しさ、ペンと実際の座標とのズレがほとんど無いという点においては非常に優秀である。カタログスペック上ではWACOMタブレットのほうが高いらしいが、私自身の感想としては(VAIOしか使ったことがないからかも知れないけれど)描き心地に関しては不満はなかった…のだけれど。

最初の挫折

なにぶん液晶タブレットで絵を描くことに関しては全くの素人なので、何か少しでもイレギュラーなことがあると、そこで作業が止まってしまう。個人的には、以下が大きな障害になった。

1)絵を描いている途中、いきなりMicrosoft OneNoteが勝手に起動する
2)同じく絵を描いている途中、全てのウインドウが勝手に最小化されてしまう
3)同じく絵を描いている途中、CLIP STUDIOが一時的にフリーズする。タッチパネルを色々触ると復帰するが、以降タッチパネルを指でピンチする動作が効かなくなる。

これらが発生する原因として、描いている途中でタッチパネルのどこかに無意識に触れてしまったことによる誤動作の可能性をまず最初に考えた。手袋を付けてみたりもしたのだが、全く改善しなかった。

※ちなみに、VAIOはボタン操作で指のタッチだけをOFFにする機能もあるのだけれど、指でのピンチ動作は多用するのでこれはなるべく使いたくない。

このうち、現象1についてはTwitterで愚痴ったところ、親切な人が答えを教えてくれた。

 教えていただいたとおりに設定したところ、OneNote起動の誤爆は発生しなくなり、心の底から感謝した。
しかし、この方は2の現象は経験していないとおっしゃる。私の環境下では1日に何度も発生していて、ストレスが極限に達していた。原因を探るために注意深く自分の手の動きを観察し、原因を特定するまでに長い時間と心理的苦労を味わった(上記のツイートをした時点では解明していたのだけれど)。おそらくこのあたりが、35万円もの大枚をはたいてVAIOを購入したにもかかわらず最も後悔していた時期だったと思う。

そんな辛酸をなめる体験をした結果、やっと判明した現象2の原因とは…。

皆さんにおたずねしたいのだけれど、タスクバーの右端にあるこちらの長方形の存在をご存知だろうか。

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Windows10ではだいぶ目立たないけれど、Windows7/8ならばもう少しだけ大きくはっきりと表示されているはず。この長方形をクリックすると、全てのウインドウが最小化されてしまうという誰が得するのか分からない謎挙動が昔から存在する
つまり、右手でペンを持って絵を描いている途中、手の一部が液晶の右下に当たることがあり、その度にこのクソボタンに触れてウインドウが全部最小化されているというオチであった。
分かってしまえば「なぁんだ」と思うかもしれないが、個人的にはこの真実に気づくまでには長い時間と心理的苦労を味わったことをあらためて主張しておきたい。
※ちなみに、前述のTwitterの親切な人がこの現象を経験していなかったのは、その方がたまたまタスクバーを左に設置していたからというオチであった。

さて、原因は分かったところで、どうやって回避すべきかを考えた。
まず最初に思いついたのは、タスクバーの位置を左側面に変更することにより、ウインドウを最小化するクソボタンを左下側に移動することであった。根本的な解決ではないけれど、誤爆率は減るだろう。
しかし実行してみたら、同じMicrosoftアカウントでログインしている全てのPCのタスクバーの位置がいっせいに変更されてしまうという罠が発動した。位置を変更したいのはVAIOだけなのに、何という余計なお世話だろう!
Windowsの粋なはからいに対して大いにキレた後、根本的な原因となっているクソボタンを消去する方法を探すことにした。…が、どんな単語でぐぐってよいのかも分からず、様々な単語で英語のサイトなどもひととおり見てまわった結果、やっと正解にたどり着いた。

forest.watch.impress.co.jpこのソフトをインストールすることにより、クソボタンを消去することに成功した。
ここに至るまでに、長い時間と心理的苦労を味わったことを(しつこいけれど)再度主張しておきたい。個人的には、VAIO Z Canvasを使用する上で、このソフトのインストールは事実上必須だと思う。
※余談だが、このソフトがWindows10に対応するまでにしばらくタイムラグがあり、その間VAIOのOSをWindows10にアップグレード出来なかった時期があった。

こうした苦労を経て、やっと絵を描いてる最中での誤爆は減り(ゼロではない)、そこそこ快適に絵が描けるようになった。
ちなみに、現象3については未だに原因は分からないし、未だに1日1回以上の割合で発生している。ただ、これに関してはCLIP STUDIOの不具合である可能性が高いような気がする。

以上、やっとVAIO Z Canvasを最低限実用レベルで使えるレベルに達するまでの長い道のりについて書いた。
ここまでの原因は主にWindowsの仕様によるものであって、最初に述べたVAIO Z Canvasの致命的な欠点はまた別にある。
文章が長くなってしまったので、その欠点に関しては後日別のエントリで書く予定。

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40代で絵を描き始めても上達できる?デジタルイラストの練習方法

私がデジタルイラストをコンスタントに完成させることが出来るようになったのは今年の5月で、それから今までの約半年間で50枚程度しか描けていない超初心者ではあるのだけれど、こちらのブログに書かれていることは同意できることが多かった。

私は子供の頃から絵を描くのがそこそこ好きで、以前にも書いたとおり昔は同人誌に投稿していたこともあった。
ゲーム雑誌にもイラストを投稿していたことがあった。かつて「ゲームボーイ」という雑誌(任天堂のゲーム機ではない)があって、その雑誌は当時としては珍しくセガのゲームが取り上げられていて、採用されている絵のクオリティがあまり高くなかったという意味で穴場だった。なので、ハガキに色鉛筆で着色したイラストをよく投稿していて、確か4~5回ぐらい採用されたと思う。あの雑誌に載っているイラストで、住所が山梨県なのは全て私もしくは私の友人だと言っても過言ではない(笑)。

しかし社会人になってからは、同人活動もやめてしまい絵を描く理由がなくなってしまった。
かつては趣味でゲームを作っていたとき、絵を描くのも含めて自分一人で作るのが好きだったのだけれど、私自身は絵を描くよりもプログラマとしての適正のほうが高かったようで、仕事としてはプログラマの道に進み現在に至る。

そんな私が、今更絵を描く楽しみを再認識したきっかけになったのが、去年スプラトゥーンにハマった事だった。
スプラトゥーンの面白さについては今更語るまでもないけれど、このゲームには対戦以外にも「タッチパネルで絵を描いて投稿できる」という要素がある。投稿した絵を他人が見て「いいね」を付けてくれるのが快感で、対戦以上に楽しんでいた時期があった。

しかし残念なことに、任天堂ならではの残念な要素もあった。どうやら私が描いた絵が任天堂サイドとしてはそぐわないものであったらしく、時々削除されてしまうことがあった。解像度が低いモノクロの絵とはいえ、1枚描くのに1時間弱かかったものが削除されてしまうと結構ヘコむ。しかし任天堂様の場所に「投稿させていただいている」立場としては文句を言うことも出来ない。

そんな事があってフラストレーションが溜まっていたのと、WiiUのモノクロかつドットしか打てない貧弱なグラフィックエディタに限界を感じていて、本格的なデジタルイラストが描きたいという気持ちが日々高まり、専用の機材を購入する決意を固めた。
デジタルイラストを始めようとするにあたり、検討したのは主に以下の3機種。

Wacom Cintiq
VAIO Z Canvas
Microsoft Surface

絵描き用として鉄板なのはWacomであろう。プロでもアマチュアでも利用者が多い定番である。
私も当然第一の選択肢として検討していたのだが、いざ店頭で試用してみると何だかイマイチだと感じた。なんかモニタの発色があまりきれいじゃないし、描いたときのカーソルがペンの位置とずれてるし。
もしかしたら、アキバのヨドバシに設置されていたデモ機のコンディションが悪かったのかもしれないけれど、購入意欲が大幅に薄れた。

第二の選択肢として、VAIO Z Canvasを同じくアキバのヨドバシで試用した。こちらはモニタの発色は段違いでキレイだし、ペンの描き心地も悪くない。何よりCLIP STUDIOがプリインストールされていて、絵描き用のPCとしてチューニングされていることに安心感があった。

第三の選択肢としてのSurfaceは、PCとしての性能自体は悪くないのかもしれないが、(当時は)絵描き用のPCとしての性能が未知数であったため決断できなかった。

以上を踏まえた上で、「絵を描きたいけれど普通のノートPCとしても使いたい。Visual StudioやUnityなども活用したい」と考えた結果、VAIO Z Canvasを購入した。
松竹梅と3モデルあるうちの竹モデル。35万円(当時の価格)という値段は気軽には買えないけれど、安物を買って後悔するのは避けたかったので思い切って購入した。

 VAIO Z Canvasの使い勝手に関しては、いずれ気が向いたら別途書くかもしれないが、結論から言うと練習した結果何とか絵がかけるようにはなったが、使う上で大きな罠がいくつかあって、使いこなすことが出来るようになるまでには多大な苦労を要した
VAIO Z Canvasを購入したのが去年の7月、それから約一月かけて1枚の絵を仕上げたが、その作業があまりに辛すぎて一旦挫折。その後VAIOの設定を変更したり、色々調査してまともに使えるように設定し、2枚めの絵を仕上げることが出来たのが今年の5月。
それ以降は数日に1枚ペースで絵を完成させることが出来るようになったが、そこに至るまでには本当に苦労の連続だった。

ちなみにこちらが、初めて描いた絵(左)と一番最近描いた絵(右)である。
最初は最低限のツールしか使っていなかったけれど、筆ツールやベクターレイヤー、色トレスなどの使い方を覚えつつある。まだ拙いけれど、この歳になって新しいことを覚えるのは楽しい。

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下手ながらもデジタルイラストを描けるようになるまでに、私がやったことは主に以下の通り。

VAIO Z Canvasのカスタマイズ

これは説明すると長くなるので、別の機会に書く。

・タッチパネルで線画を描くのに慣れる

PCでいきなり描こうとしても、なかなか思い通りの線が引けなかった。そもそも私は絵を描くこと自体が久しぶりだったので、紙に鉛筆でひたすら絵を描いた。そのおかげか、タッチパネルでもある程度意図した絵が描けるようになった。

・完成した絵をSNSに投稿する

絵を描くモチベーションを上げるには、やはり他人に見せてフィードバックをもらうのが一番手っ取り早い。Pixivに投稿したところ、拙いながらもブックマークしてもらったりコメントをもらったりして、また絵を描きたいという気持ちに繋がった。
Pixivというとプロ級の腕前の絵師が使っているという印象があったけれど、実際に見てみるとそんなに上手ではない(失礼)人でも絵を投稿していて、そんな人達でも同じ趣味を持つ同士で交流していて、皆さんとても楽しんでいるように見えて素晴らしい。
また、Pixivは思っていた以上に海外で浸透していて、スプラトゥーンのような海外でも知名度がある絵を描くと、海外の人から「This is hot!」みたいなコメントがあったりする。
「hot」の意味は沢山あるので解釈に悩んだのだけれど、どうやらエロいという意味らしい。

・絵の描き方の本を買う

一口にデジタルイラストと言っても、方法が人それぞれで選択肢が多すぎて、初心者としては非常に混乱してしまった。
CLIP STUDIOの場合、公式サイトの解説がかなり充実しているので、まずはここを参考に練習した。
次のステップに進むにあたり、何冊か本を買ったのだけれど、やはり千差万別でどれを参考にしたら良いか非常に悩む。
そんな中で、個人的に参考になった本を紹介する。

表現したい世界を描く!  CLIP STUDIO PAINT PRO イラストレーションテクニック〈烏羽 雨、Mika Pikazo、もくり〉

表現したい世界を描く! CLIP STUDIO PAINT PRO イラストレーションテクニック〈烏羽 雨、Mika Pikazo、もくり〉

 

 この本で紹介されている作例は3つのみだが、その分工程が丁寧に紹介されていて、初心者には非常に参考になる。
個人的に一番参考になったのは、Mika Pkazo氏の作例で、私が今主に使っているのもこちらを元にした水多めの筆ツールである。

デジタルイラストの「塗り」事典 CLIP STUDIO PAINT PROで描く!  多彩な描画のテクニック56 (デジタルイラスト描き方事典)

デジタルイラストの「塗り」事典 CLIP STUDIO PAINT PROで描く! 多彩な描画のテクニック56 (デジタルイラスト描き方事典)

  • 作者: NextCreator編集部,こいつ,東雲ハル,人米,まつゆき杏,Shionty,おーじ茶,おぎのひとし,出水ぽすか,阿桜,be,ゾウノセ
  • 出版社/メーカー: SBクリエイティブ
  • 発売日: 2016/07/16
  • メディア: 単行本
  • この商品を含むブログを見る
 

 デジタルイラストにおいて、着色は非常に重要である。この本では、アニメ塗り、水彩塗り、発光塗りなど、様々な手法が紹介されている。自分の好みに合ったものを選ぶことができる。

 この手の萌え絵に特化した教本はたくさん出版されているが、中には粗悪なものも多い。ついタイトルのキャッチーさにつられて「おっぱいの描き方」という本を買ってしまったが、この本は薄っぺらくて作例も質・量ともに不足で非常に残念な本だった。
そんな中では、この本は絵のクオリティが高く、内容がしっかりしている良書だと感じた。説明も具体的で、「タラコを二房並べたような」みたいな解説はとてもわかり易い(笑)。

・デッサン用人形を買う

 このフィギュアは一時期品薄気味だったが、最近では比較的あちこちで売っているのを見かけるようになった。色々なポーズを付けることが出来て便利。2体買ったので人物同士の絡みの参考にもなる。身長が異なる別バージョンがあればもっと良かったのだけれど。

・デッサン会に参加する
以前書いたエントリー参照。こちらで指導していただいた先生いわく、「デッサンをするときは、普段の自分の作風で描かずに、とにかく忠実に模写すること。デッサンを練習すれば、いずれ自分の絵にも反映される」との事で、最初に引用したブログとほぼ同じことをおっしゃっていた。

…まぁとにかく、初心者の自分はひたすら練習あるのみ。

 

 

 

セガサターンと戦争を知らない子供たち

時の流れは早いもので、セガサターンが発売された年に生まれた人が既に成人して大卒新卒として就職しているという事実。
そりゃあ確かに、セガサターンを知らずに育った人がいても不思議はない。

かつての私は、メガドライブゲームギアスーパー32Xなどは発売日と同時に購入したのだが、セガサターンは発売日に買わなかった。
理由はいくつかあって、まず私自身当時対戦格闘ゲームのブームに乗り遅れてしまっていたので、バーチャファイターにも馴染みがなかったことが大きい。当時は、デイトナUSAの発売を機に購入を決意した。

ゲーム雑誌の発表では本体カラーがマットシルバーと言われてたけど実際の色がアレだったこととか、「史上最強の2Dゲーム機」みたいな評価をされることにもツッコミたいし、当時主流になれなかった理由についても色々語りたいことはある…のだけれど、今更言っても仕方ないし、黙っておくのが正解なのだろう。少なくとも今は。

視点を変えると、サターンのCPUはRISCだけれどパイプラインが浅いので人間がアセンブラでコードを記述することも現実的に可能だったし、開発者がVDP等のハードをある程度直接叩くことも出来たという点においては興味深かったし、個人的にはサターンの時代が一番たくさんゲームソフトを買っていた気がする。

せっかくなので、サターンで個人的に好きだったゲームのベスト5を挙げてみる。

5位:デスタンク

厳密に言うと、「西暦1999 ファラオの復活」に収録されていたおまけゲーム。
おまけと言えどあなどれない。戦車を操り5人で対戦するのは本当に熱くて盛り上がった。
戦車が飛んだり空からデカい爆弾が降ってきたりするので、今ならガルパンのゲームとしてリメイクするのもアリなんじゃないかと個人的には思う。


Death Tank Zwei (Duke Nukem) Sega Saturn

 

4位:メタルファイターMIKU

同名TVアニメのゲーム化。
まず、TVアニメ自体が非常に面白かった。今となっては魔法少女まどか☆マギカ物語シリーズで有名な新房昭之氏の初監督作品である。
TVアニメの実質的な続編となるシナリオや、臨場感があるプロレスバトルなど、ゲーム自体の出来も非常に良かった。


メタルファイターMIKU サターン版OP

3位:メタルブラック

セガサターン発売当時はちょうどゲームが2Dから3Dに移行し始めた年で、だからこそ3D機能をほぼ持っていなかったセガサターンのハード性能は微妙な存在となってしまった。
そもそも、ベースとなったシステム32にヒット作品がほとんど無かったという時点で微妙
そんなセガサターンにおいて、個人的に唯一最大の功績だったと思うのは、メタルブラックをほぼ完璧な形で移植できたことだと思う。
ゲーム性云々はさておき、独自の世界観や演出、BGMなど、いい意味で心にトラウマを残す傑作であった。


メタルブラック STAGE1・2

2位:ゲーム天国

ジャレコの同名アーケードゲームの移植版。
アーケード版はザコ敵からして硬すぎて、正直ゲームバランス的には微妙だったのだけれど、サターン版ではそのあたりが全般的に調整されていて、シューティングとしてちゃんと面白いゲームに生まれ変わった。
また、凝ったシナリオやイベントが追加されて、好きな人にとってはより感情移入できるようになった。主人公の伊藤由紀がエンディング後にゲームメーカーに就職して同名のゲームを企画するエンディングが、挿入されるセリフも含めてアツい。


ゲーム天国_カラ元気じゃないよ

ゲーム天国はアーケード版とサターン版でBGMが全く異なるが、それぞれできが良いのでサントラをお勧めしたい。セリフ入りのサターン版エンディングBGMもちゃんと入っているのがポイント高い。

 1位:アイドル雀士 スーチーパイII

個人的には、ジャレコのゲームがセガサターンのワンツーフィニッシュになってしまった。
ゲーム天国同様、細かいところまで作り込まれたキャラクターやシナリオのおかげで、強く記憶に残る作品となっている。
あと、個人的には脱衣麻雀というゲームジャンルが好き。気軽に遊び始めることが出来て、勝敗が短時間で決定して、勝つとちょっとしたご褒美がある。ゲームジャンルの一つとして非常に優れていると思うのだがいかがなものだろう。
現在ではジャンル的にほぼ死に絶えてしまったのが残念でならない。
現在のゲーム開発においては、イベントシーンなどはムービーにするか、もしくはAfterEffect等のツールで作られるのが一般的だが、当時はプログラマーが自力で動きを付けていたのだろうと思うと感慨深い。


アイドル雀士スーチーパイ2 OP

松屋の悲劇

だいぶ前の話(1年ぐらい前)で、かつたまたまその場に居合わせただけなので、必ずしも全てが事実に即しているとは限らないという事をあらかじめお断りさせて頂く。

私はここ数年休日出勤や深夜残業などとは無縁な職場で働いているが、それでも時々仕事の都合上一定時間まで職場での待機を強いられることがある。ずっと職場に張り付き続けていなければならないという訳ではなく、あくまで万が一何かあったときに備えての待機。なので近隣で食事などをするのは問題ない。そんな時は、会社の近所で食事して、本屋に立ち寄ったりもする。

その日は会社近くの松屋で簡単に食事を済ませようと考えた。松屋といえば、10数年ぐらい前は「安かろう悪かろう」を地で行く典型的なデフレ飯屋であり、「飯というより餌」などと揶揄されることも多々あったけれど、近年ではだいぶ改善されているように思える。個人的には、新メニューが出るたびについチェックしに行ってしまう。

その日は店に入った時、なんか客が誰かと揉めているような光景が視界の片隅に入った。その時は特に気にもせず食券を購入して席に座った。
注文が来るまでの間、意識せずとも店内の会話が耳に入ってきてしまう。
当事者からは離れた席にいたので、もしかしたら正確ではないかもしれないと前置きしつつ、私が把握したことを以下に列挙する。

・揉めていた客は、おそらく中国人の家族。
(場所的に羽田空港に近いので、外人さんがいること自体は珍しくはない)
・そのお客さんは、券売機で食券を買ったはずなのに、払った分の食券が出てこなかったとクレームを付けている
・店の人がその事実を確認できなかった結果、警察が呼ばれたらしい(客か店かのどちらが呼んだのかは不明)
・本来であれば、券売機の購入履歴を確認すれば解決する話であるが、その日は店長が別の店に応援に行っており不在で、店には若い女性のバイトが二人しかいない
券売機で購入履歴を確認しようとしたが、券売機の仕様で直近の10件しか確認できない

その後、私が食事を終えて店を出る時点でも揉め事は解決していなかったのだが、その間ずっと店内に幸せな人が誰もいない感が半端なかった。
・叫び続ける中国人のお客さんと、泣き叫ぶその人の子供
・そのお客さんに対し、片言で何とかコミュニケーションを取ろうとする警察の人
・そんな最中でも客は次々と来るので、注文をこなさざるを得ないバイトの女性店員たち

その後どう解決したのかは知らないが、個人的に松屋について思うことは以下の通り。
・今回はたまたま不幸が重なってしまっただけで、登場人物に悪い人は誰もいない。
・あえて挙げるならば、履歴を10件しか確認できない券売機の設計が悪い。今は改善されてればいいのだけれど。
・今年の春ぐらいに松屋の株を買ったのだけれど、値段があまり変わらなかったので売却したが、そのすぐ後に大幅に値上がりしてしまった。もう少し我慢しておけばよかったなぁ…。

 

 

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婚活巫女兄妹

唐突ではあるが、このキャラクターを見たことはあるだろうか。

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※これは単なる画像なので、クリックしても別サイトには飛ばされないので安心してください。

Web広告なので、人によっては一度も表示されない場合もありうる。
非オタクもしくはリア充の人ならば表示されないかもしれない。だとしたら幸せなことである。

これは、結婚相談所の楽天オーネットが、オタクの人向けに出稿しているバナー広告である。
対象を独身オタクに絞り、その手法として定番の萌えキャラである巫女を使ったのも妥当な戦略である。
そう思って納得していたのだけれど…。

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ちょっと待って!?
前述のとおり、女性キャラが巫女さんなのは理解できるけど、男性キャラまで神社衣装に合わせる必要あるの???
というのが初めて見たときの正直な感想で、混乱したのだけれど…。

よくよく調べてみると、実はこの二人は兄妹で、実家が神社だという謎の裏設定があった。
しかもTwitterのアカウントまであるという徹底ぶり。

キャラクターに細かい設定があるというのもまた、オタク向けのビジネスとしては正しい戦略だと思う。
しかしTwitterのフォロワー数を見る限り、残念ながらビジネスとしては必ずしも順調ではない気がしなくもない。

ここまでの画像は主に男性向けの広告であるが、実は女性向けの広告も存在する。

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妹に婚活を勧められていた男が、何故か女性相手には上から目線なのが笑える。

まぁ色々ツッコミどころはあるけれど、オタクの男ならば出会いに飢えていて、かつ貯蓄もそれなりにありそうだから、そういう男をカモターゲットに広告を打つのは、マーケティングとしては正しい。
この広告を企画した人は、おそらくそこまでは計算できていたのだろうが、所詮は非オタクかつリア充であろう彼の思考には限界があったようで、致命的な失敗を犯した
具体的には、オタクに属する孤高の人はプライドが高く、自分をディスるような人間に対しては特に厳しく、そんな人間の言動には耳を貸さないという話である。
そんな致命的な失敗とは何かというと、具体的には以下のバナー広告である。

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楽天オーネットが仮に結婚相談所として老舗だったとしても、客のことを毒男呼ばわりするような会社を信用したいとは思わない。

…以上、まぁ個人的な感想なので、今オーネットで頑張っている人たちを否定する気はない。幸せをつかむべく、ぜひ頑張ってほしい。
たとえ結婚相談所に数十~数百万円を支払ったとしても、その結果理想の伴侶を見つけることができれば結果オーライだと思う。

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不健康診断

年に一度の健康診断の結果が出た。
残念ながら、今年もあまり芳しくない結果であった。

血圧:
1回目 156/91(F判定)
2回目 139/92(E判定)
(※正常値:91-139/41-89)

血圧を測る時、いつも1回めのほうが高くなる傾向がある。
健康診断の会場が会社から離れているので、会場まで歩いてくるまでに心拍数が上がってるんじゃないかという気がしている。
少し休憩してから測れば、もしかしたら正常値に収まるのかも。

尿酸:
8.0(E判定)
(※正常値:3.6-7.0)

去年はA判定だったのだが、今年一気にE判定になってしまった。
私は週に5~6日はビールを飲んでいるので、まぁ自業自得ではある。
じゃあなんで去年は大丈夫だったのか考えてみたら、当時はビールではなくウイスキーを飲んでいたことを思い出した。
なので、今日からはハイボールを飲むことに決めた。炭酸でお腹がふくれるから夜中に余分なものを食べるのを防げるし、一石二鳥ではなかろうか。

余談だが、私は昔はあまりお酒が好きではなかったのだけれど、「カイジ」の影響で毎晩飲酒する習慣がついてしまった。
カイジが地下帝国であまりに美味しそうにビール飲みながら焼き鳥食べてるのをみてしまったから…。
なので、私の尿酸値が高いのは福本伸行先生のせい

コレステロール:
223(D判定)

私はもう16~7年ぐらい前からずっとスポーツクラブに通っている。昔は筋トレもしていたが、ここ数年は週2ペースで30分ほどのランニングをする程度で、体重は減らないけど増えもしないぐらいの状態をキープしていた。
しかし今年は一時的に体調を崩して行けなくなった事があり、その間も毎晩飲酒を続けていた結果、あっという間に4Kgも体重が増えてしまった。体に肉がついたのも自覚しているので、まぁ仕方ない結果ではある。

さすがの私も地下帝国のカイジよろしく猛省し、筋トレを再開することにした。
週2ペースで1回あたり1時間弱ではあるけれど、胸や腕の筋肉がついてきたのが実感できるようになってきた。体重もやっと少しだけ減り始めてきたようだ。

本来なら、本当に体重を減らしたいのなら、食事や飲酒を我慢すべきである。
それは百も承知ではあるのだけれど、個人的にはそこまで苦労して痩せようとまでは思っていなかったりする。
そりゃあ確かに節制が必要なときもあるけれど、食べたり飲んだりする事を我慢してまで長生きして何の得があるんだろうと個人的には思う。
伊集院光さんの言葉を借りると、「それは生きているんじゃなくて生えてるだけじゃね?」みたいな。
そんな訳で、筋肉をつけて基礎代謝を増やすことにより、飲食を我慢しなくてもいい体を作りたい。

つい先日、平和島に新しく出来た油そば屋でいただいたモツ煮込み油そば
美味しゅうございました。

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