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松屋の悲劇

だいぶ前の話(1年ぐらい前)で、かつたまたまその場に居合わせただけなので、必ずしも全てが事実に即しているとは限らないという事をあらかじめお断りさせて頂く。

私はここ数年休日出勤や深夜残業などとは無縁な職場で働いているが、それでも時々仕事の都合上一定時間まで職場での待機を強いられることがある。ずっと職場に張り付き続けていなければならないという訳ではなく、あくまで万が一何かあったときに備えての待機。なので近隣で食事などをするのは問題ない。そんな時は、会社の近所で食事して、本屋に立ち寄ったりもする。

その日は会社近くの松屋で簡単に食事を済ませようと考えた。松屋といえば、10数年ぐらい前は「安かろう悪かろう」を地で行く典型的なデフレ飯屋であり、「飯というより餌」などと揶揄されることも多々あったけれど、近年ではだいぶ改善されているように思える。個人的には、新メニューが出るたびについチェックしに行ってしまう。

その日は店に入った時、なんか客が誰かと揉めているような光景が視界の片隅に入った。その時は特に気にもせず食券を購入して席に座った。
注文が来るまでの間、意識せずとも店内の会話が耳に入ってきてしまう。
当事者からは離れた席にいたので、もしかしたら正確ではないかもしれないと前置きしつつ、私が把握したことを以下に列挙する。

・揉めていた客は、おそらく中国人の家族。
(場所的に羽田空港に近いので、外人さんがいること自体は珍しくはない)
・そのお客さんは、券売機で食券を買ったはずなのに、払った分の食券が出てこなかったとクレームを付けている
・店の人がその事実を確認できなかった結果、警察が呼ばれたらしい(客か店かのどちらが呼んだのかは不明)
・本来であれば、券売機の購入履歴を確認すれば解決する話であるが、その日は店長が別の店に応援に行っており不在で、店には若い女性のバイトが二人しかいない
券売機で購入履歴を確認しようとしたが、券売機の仕様で直近の10件しか確認できない

その後、私が食事を終えて店を出る時点でも揉め事は解決していなかったのだが、その間ずっと店内に幸せな人が誰もいない感が半端なかった。
・叫び続ける中国人のお客さんと、泣き叫ぶその人の子供
・そのお客さんに対し、片言で何とかコミュニケーションを取ろうとする警察の人
・そんな最中でも客は次々と来るので、注文をこなさざるを得ないバイトの女性店員たち

その後どう解決したのかは知らないが、個人的に松屋について思うことは以下の通り。
・今回はたまたま不幸が重なってしまっただけで、登場人物に悪い人は誰もいない。
・あえて挙げるならば、履歴を10件しか確認できない券売機の設計が悪い。今は改善されてればいいのだけれど。
・今年の春ぐらいに松屋の株を買ったのだけれど、値段があまり変わらなかったので売却したが、そのすぐ後に大幅に値上がりしてしまった。もう少し我慢しておけばよかったなぁ…。

 

 

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